全国の地域サイト運営者が横のつながりを持って、お互いに成長しあえる「場」ができないだろうか?
自分で役立つことが何かできないか?
そんなことを考え始めたのは、2001年頃。
「ささはたドッとこむ」を始めて2年ぐらいが経過していた頃。
「ささはたドッとこむ」のことを聞きたいと、遠くからヒアリングにいらっしゃる方や、講演のご依頼、メディア等の取材をいただくことが重なるようになった頃です。
地域サイト運営に関わっている方々とお目にかかりお話をさせていただくと同時に、お相手の方の話もうかがいます。
すると、みんな地域が違うのに、抱えている悩みや課題が似ていることが分かってきました。
地域が違えば課題もまったく違うものになるだろうと思っていたのですが、 意外にも、根っこの部分の課題や悩みは共通していることが多いようです。
ならば、ある課題を先に解決した人が、後に続く人たちにその解決方法を伝えることで お互いのノウハウを交換しあって、共同でノウハウを高めあい蓄積していくことができるのではないだろうか、と思ったのです。
地域の特色や運営団体の形態が異なるわけですから、解決方法は多少違ったものになるかと思いますが、先に実践した人の知恵とノウハウ・経験(失敗経験も)は、後に続く人たちに必ず生きると思います。
日本のEC業界は、実質1995年~1996年ぐらいから始まり、今日(2003年)までの7~8年で飛躍的に成長し続けています。
その発展モデルは何でしょう?
誰もが「インターネットで物なんか売れない」と考えていた頃、 果敢にチャンレンジした先人が自分の経験やノウハウを惜しみなく公開し、 成功事例を新聞・書籍・テレビなどのマスメディアが喧伝し広めたからでしょう。
果敢にチャレンジした中小オンラインショップの、ノウハウの交流・蓄積・相互成長の「場」もあり、 その果たした役割は大きいものがあります。
地域サイトとECショップでは、課題や目標が異なる部分もありますが、しかし、情報を交換しあいお互いに成長しあうという部分では同じだと思います。
情報は発信するところに集まります。
経験とノウハウを出し惜しみするのではなく、 発信しながら自分も成長する。
そんなネットワーク事業が可能であると信じています。
EC業界に遅れること7年。
今ようやく地域サイトも様々な結果を出しつつある時期に来ました。
なのに、現場の横断的なネットワークがありません。
なぜでしょう?
運営の現場はまだ厳しくて、自分のことで精一杯という状況にあるからではないでしょうか。
でも、そろそろ孤軍奮闘することから卒業して、相互に発展しあう道を模索してもいい頃だと思います。
そのために、自分で出来ることは精一杯やってみよう、と旗を振る決意をしました。
自分のためだけでなく、町のために誰かのために、出来ることから少しずつでも実践している方たちと、前向きに切磋琢磨して成長しあいたいと思い、この「地域サイトネットワーク(LisNET)」を 立ち上げることにいたしました。
2003年12月1日 LisNET代表 長坂由佳
2003/12/01
